この映画の世界観？雰囲気が好き。
とても可愛いカップルが好き。
アムステルダムの街並みが好き。
レストランで過ごした時間が好き。
星が詰まったシャンパンが好き。
2人がやり取りするメッセージが可愛くて好き。
どんな時もユーモアを忘れない彼が好き。
サントラが綺麗で好き。
2人が発する言葉には、純粋な、だけど終わりを知っている人にしか込められない想いを感じた。
ヴァン・ホーテンと別れたあたりから…
退屈でした…
大切なセリフが、陳腐なものに感じてしまったのは何故だろう。
2人の別れが近づくにつれて、愛がより深いものになっていくのだけれど。
何故かな、生前の葬儀も死後の葬儀も、どうしてか心にこなかった。
ヴァン・ホーテン、本当「なんだコイツ」って思って驚きだったんだけど、中盤からダラけているように感じてしまったので、ヴァン・ホーテンみたいなイかれたぶち壊し男がいて逆に良かったのかもしれない。
120分あったらしいが、90分くらいでも良かったのかなと思う。
『大いなる痛み』のように、唐突に終わってしまう納得のいかないラストの方が良かったなーと思ってしまった。
「終わってほしくない」と感じるか「早く終わらないかな」の感じるかは、その映画を観る人による。
だから決めつけも、中傷も良くない。
ただ、私は早く終わって欲しかった。
