ろく

極道大戦争のろくのレビュー・感想・評価

極道大戦争(2015年製作の映画)
4.0
まずは感謝。

昨年8月15日、フィルマークスに入り、早一年。レビューも675本、さらにはフォロワーさんも400を超え、まあひとえにありがとうしかありません。

もともと映画好きでしたけどこんなSNSあるの知らず映画好きなのは隠れキリシタン状態。職場で映画の話が出てもホントに好きな人以外とはあまりかかわらず生きてきました。でも職場の(数少ない僕が映画好きだと知っている)後輩から「ロク先生、こんなのありますよ」おお、それではと加盟。すっかりはまってしまいましたよ。

レビュー675本もこの1年で見たのは600本ほど。フィルマークスのせいでしょうね。通常では年間200~300ほどだったんですけどすっかり拍車がかかるかかる。ここ半年は「観たものだけをレビューにあげる」ようにしています。だって鳥頭だからすぐ忘れるんだもん。

というわけで1年記念の作品はこれ。三池の「極道大戦争」。

ああ、これ記念の日に持ってくる?いいんですよ、いいんですよ。そもそもまっとうなレビュアーじゃないでしょ、あんた。エロと暴力とプログラムピクチャーばかりでないですか。好きな監督も石井輝男に鈴木則文の城定秀夫じゃない。そんな僕には三池テイストのこんな映画がお似合いなんですよ。

好きか嫌いか聞かれたら大好き。三池悪乗りしすぎだけど「DEAD OR ALIVE」や「極道戦国史 不動」が好きな人は(そんな人少ないはずだけど)結構楽しめますからね。まず極道ものなのに噛まれたらバンパイアならぬ極道になるというどうみても「フロムダスクティルドーン」観て作ったろ感が止まらないです。

あとはおなじみ三池の悪乗りで
少年は噛まれたら頭がパンチパーマになるし
女子高生は噛まれたのでツボふり始めるし
敵は功夫の達人なのにリュックしょって背中にポスターさしてネルシャツinだし
その敵にリリーフランキーは首折られてさらにねじ切られるし
高島礼子は頭から脳みそだしてそれを尻にいれなおすし
市原隼人はカエルの卵そば食ってうえってなるし
というか敵もカエルの着ぐるみだし
さらにそのカエルめっちゃ強くて車に轢かれても死なないし(ヒキガエル状態なのに)
でもやられちゃうと巨大お父さんカエルが出てくるし
でも特撮が東武ワールドスクエア状態だし
最後はこんだけ盛り上げたのに天龍・橋本みたいなただの殴り合いで終わるし

ってことで好きだけどだれも理解してくれないはずです。いいんです、いいんです。三池だからいいんです。

というわけで今後ともよろよろお願い申し上げます(ぺこぺこぺこりぺこぺこり)。
ろく

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