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アクトレス 女たちの舞台のmのレビュー・感想・評価

アクトレス 女たちの舞台(2014年製作の映画)
4.0
若さへの執着。過去への執着。
周りから、段々と取り残されていく感覚。
そんなつもりは毛頭ないのに、高慢さと驕りが露見されてしまう。
まるで老人が言う、昔は良かった、最近の若者は、の様。過去に囚われて、今を知ろうともしない、あの感じがした。

劇のリハーサル中、演技について若い女優と話していると中で「誰もあなたの事なんて気にしていない」と言われ、彼女は、とどめを刺され死んだ様だった。
しかし本番を迎え、舞台に立った彼女は凛々しく、新しい何かを手に入れたような自信に満ちた顔をしていた。

ビノシュとクリステン・スチュアートが仲良く楽しそうに水浴びしたり、サンドウィッチを選びっこしている姿がごく自然で、萌えた。笑
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