予想していた以上の酷さだった。
「どうせ、貶すのに何で見たんだ？」って、突っ込まれそうなんで、白状します。
、、制服の小松菜奈が見たかったんだ^^;
→単にオヤジ〜、引く〜って、
そうです。単にオヤジでした。
そんなに目くじら立てるほどの映画じゃないんだろうけど、
この手の映画が毎週イオンシネマには数本ずつかかっていて、それなりに集客している事実。
いいんだよ、山Pを、亀梨くんを見に来ても。古今東西アイドル映画はあったんだから。
でも、せっかくそれなりに集客し、しかも将来、映画ファンになってくれる可能性がある若い人に、「映画って深い部分で面白いな」ってちょっとでも思ってもらった方がいいじゃん。
僕の知っている20代の女性で、この手の映画だけが映画だと思って、「映画はつまらない」て、心底思っている人がいる。そんな人は絶対に「世界の片隅で」とか「ダンケルク」は見ないだろう。
恋愛映画が多いんだから、せめて「人を愛するって苦いんだな、辛いんだな、でも、素晴らしいんだな」て、表面的じゃなく思わせてあげようよ。
例えば、この映画。
「頭ぽん」とか「壁ドン」とか「お姫様抱っこ」とか「教卓キス
→ちょっとこのシーンは良かった😰」
そんな「行為」だけで、それらを伝えよう、伝わるって思っているよね。
でも、大切なのはその「行為」をする「人となり」なんじゃないの？
山Pは別に嫌いじゃないけど、この役は、
はっきり言って「人格崩壊者」だよ。
教師は即刻辞めた方がいいし、小松菜奈ちゃんにも言ってあげたい、
「この男だけはよせ！」と。
だって不自然な個人補修、明らかに下心だし、最初は気取って、そんで突然生徒を拉致して、突然の求婚。デートもしないのにだよ。
周りが見えず、公衆の面前で、欲求止められず、お姫様抱っこ。
反対されると、「俺を諦めろ」
自立しようとして彼女には、また、、、
教師と生徒の恋愛だってありだし、別に全然ありえなくないけど、
こいつだけはダメ！
だって、年上で教師の立場なのに、生徒を振り回してるんじゃん。
こんな社会不適格者が、イケメンだから「壁ドン」で胸キュンになるん？
→ちょっとヤキモチか🤗
きちんとした大人、いやきちんとしてなくても、どこかに彼自身が自分のダメな点に気付き、立ち直ろうとするのを描いてるならまだ救いがあるけどね。
それにもう一つの大欠点。
こーゆータイプの作品によくある点。
恋愛描いているにもかかわらず、ちっとも「好き同士」に見えないんだよな。
特にこの二人、教師と生徒という、ある意味、今の地位さえ失うリスクの恋愛にとても見えね。
日本のプロダクションって、ラブシーンの制限あるんだよね、
まあ小中学生が見るから、そんな激しいのはなくてもいいけど、もうちょいちゃんと描こうよ。
て、ほとんど点数つかない映画だけど、小松菜奈ちゃんは、またまた硬い演技だけど、この先スコセッシ作品にも出るまで出るように成長している。
楽しみな女優さん。
というこたで、全得点は小松菜奈ちゃんに
