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マルケータ・ラザロヴァーのneroliのレビュー・感想・評価

マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)
4.2
■史上最強のチェコ映画、美しい〜✨■
 
 
12月に鑑賞したのも関わらず、師走のせいかレビューを書かずにそのままになっていた、汗
 
今でも頭に残っている、美しい映像〜✨
そして、なんとも言えない音響〜
 
 
13世紀ボヘミア王国を舞台に、宗教と部族抗争に翻弄される少女マルケータを描いた本作。
 
タルコフスキー監督の「アンドレイ・ルブリョフ」、黒澤明監督の「七人の侍」などと並び称される。


中世を忠実に再現するため、衣装や武器などの小道具を当時と同じ素材・方法で作成し、極寒の山奥で当時と同じように暮らしながら548日間にもわたる撮影を敢行したそう。
 
 
 
 
■男女二人のロマンスは純愛?■
 
 
本作は、キリスト教徒が異教徒を完全に駆逐できていない時代のボヘミア王国を舞台としている。
 
この宗派対立は地方権力と中央王権の対立を反映したもの。
 
 
修道女になるはずだった少女マルケータは、領主の父ラザルと敵対関係にある盗賊騎士コズリークの息子ミコラーシュと恋に落ちる。
 
しかし、両氏族間の争いはますます激化していく。
 
 
男女のロマンスは、宗教や政治や色んな要素が絡んで複雑。

世界史を勉強していない私としては、バックグラウンドが難しかったな〜
 
 
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