ピンフまんがん

ギミー・シェルターのピンフまんがんのレビュー・感想・評価

ギミー・シェルター(2013年製作の映画)
3.6
タイトル「ギミーシェルター」とは、一般的には「避難場所をくれ」という意味か。ただここでのシェルターの意味は、社会福祉施設ということではないかと思います。
さて、なかなか面白いドラマです。主人公と母親役のクズっぽい演技が凄く引き込まれたのと、主人公が子供を意識するたびに、どんどん意識が変わっていく過程が良かったです。ああいうのをきちんと演技で嗅ぎ分けられるのを見ると、B級感っぽい映画でも一流の役者で支えているのがわかります。まあお話は平穏でしたけどね。また、日本とアメリカでは里親という概念が結構異なっていて、日本だとあり得ない構成ですがあちらではけっこう日常的に里子をもらったりします。この辺も面白かったです。

この映画をググると、どうしても「ローリング・ストーンズ・イン・ギミーシェルター」が出てきてしまいます( ^ω^ )。まああちらも実は名作ドキュメンタリー映画ですのであしからず(´▽`*)。