フェミ研ゼミ

バクマン。のフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

バクマン。(2015年製作の映画)
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エンドロール大賞あげたい!!!
ってこれはね、寺山修司の書を捨て〜以来のエンドロール大賞を差し上げたい。作品で終わりまで愛に満ちた作品ですよ。
見に行くか迷ってる人よ、
あたしがその気持ち打ち消してあげる!!
ってあたしのアイコンから吹き出しでセリフ書きたい!!!
この手の映画をね、映画館で見るかすごく悩む。原作が好きなら尚更そう、不安。
でもね、ちょうど大学生の時の読んでた思い出のマンガ(の中で最高と秋人が連載で描く完全犯罪クラブってマンガのネタとなる同名の映画があると知り、見ましたそれもまじよくて。そこから主演の俳優マイケルピットにはまり、かれの映画全部みたし、彼のバンドにもはまり、そこからマトリクス張り巡らせひとつのものにはまったせいで人生伏線張り巡らせてるくらい影響うけてるの)でキャストも監督も最高じゃないですか、みたいじゃないですか。でも不安なんです。映画が面白くなかったらどうしようとかそんなの不安じゃないんです。面白いと思えなかったときのがっかりした自分を想像して、チケット代もったいなかったな〜とかセコイこと考えちゃう自分がいやだな〜〜って思っちゃったんですよ。でもね、そんなことなかった。もうクレジットカード限度額いっぱい買い物しても全然平気あたし頑張れる気がするってくらいワクワクドキドキの帰り道の道玄坂のEXCELSIORナウですよ。
もう、何回も立ちました鳥肌!久しぶりに自分の体毛を感じました。全身から微音が聞こえるんです。ゾワゾワゾワゾワ。もう途中まで数えてましたそのゾワゾワゾワゾワを!でもね、5回くらい過ぎたあたりからもうずっと立ってました!MAXではなくても、8分咲きくらいですけど、でも要所要所でMAXがくるんですよ。もう、ちょう元気にゾワゾワゾワゾワっとくるんです。もう気持ち的には今夜は寝かせないぜ。みたいな。ちょう気持ちいい。
ストーリーは山あり谷ありなんですけど、ほとんどマンガ描いているという地味な映画なはずなのに、全然そう思わないのはそうそれ、プロジェクションマッピングの効果的な演出。もう泣きましょう。プロジェクションマッピング使っちゃうの!?ねえ!あーもう。なんでもできる人になりたい。プロジェクションマッピング映画に使おうなんて誰が思うよ。映画に使ってほしくてその技術開発したのか!?いやわからんけど何をどう組み合わせてあいつのこいつの鳥肌立たせるか!って考えただけで楽しい!本当に楽しい映画だった。監督まじありがとう。マンガ愛にあふれるオマージュの連続で、エイジとシュージンサイコーの仮想バトルシーン手塚治虫の「フィルムは生きている」じゃないですか。マンガ家である主人公「宮本武蔵」のライバル「佐々木小次郎」が背負っているのがまさに巨大なペン。オマージュたっぷりでレビューも書きたいと思います。
ただひとつ、ただひとつ文句を言いたいことがあります。
亜豆の髪の毛!!!
亜豆の髪の毛は板みたいにツヤツヤなんだよ!!!アホ毛なんて立ってない!!!
どのシーンの亜豆も髪の毛がホワホワで空気感たっぷりでやだ!!ツヤツヤで板みたいに、、、何回いうんだ。そうだよ、、もうそれ以外はもう捨てるとこ、残すところ、想像させるところ絶妙で、原作読んでた人はバックスストーリーわかる分より楽しいし、読んでない人も楽しいとおもうよ!監督!本当にマンガありがとう!!
マンガに映画にありがとう!!
絵!この技術映画に使っちゃうの!っていうの気持ちいいっす。
ねえ、だれにこの気持ちどんな言葉で伝えればいいの?!ねえ!わかんねえ!からおどります!!さよなら!
あたしのクレジットカードが火を吹くぜ。
あー
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