外は雨

夏をゆく人々の外は雨のレビュー・感想・評価

夏をゆく人々(2014年製作の映画)
4.0
トスカーナ地方。昔ながらの養蜂を営む家族。父と同じくらいの仕事の担い手である長女の視点で家族の一夏が描かれる。家族の元にやってくる口笛の上手な男の子。彼女の思春期の憧れや夢や失敗が恥ずかしそうに煌きながら描かれる。そして微かなその幻想で影は戯れ、風はさらっていく。

‪やぁ、先日「幸福なラザロ」を観たのでロルバケル監督のこの映画観てみたけど、これもとてもよかった。切ないような幸福なようななんとも言えない余韻を残す。とても好きな手触り。‬
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