愛情と希望、なにより選択の物語。
母子だけでは崩れてしまうけれど
隣人という第三者がいて
バランスが保たれている様。
突破口になれるような、
希望の存在だった。
吃音の彼女は、家族と接することで症状が改善していたし、
解放されていたけれど、
結局自分の事は何も語らなかった。
2つの画面が広がるシーン、
希望と幸せな未来しかない様に思えた。
四角い画面は、見慣れた時代だし
余白がすくないから
人物達を際立たせていた感じがした。
音楽・色彩・お洋服素敵だった。
彼は母子の関係を描くと
ウェットで濃厚で素直で、
深くて交差して捻れてしまう愛情で、
素晴らしいな。
