もやし

虐殺器官のもやしのレビュー・感想・評価

虐殺器官(2015年製作の映画)
4.6
面白いー
なんかインテリな映画だね。
やたらスカイ・クロラを思い出した。初めは直感的なものだったが、考えれば考えるほどスカイ・クロラに似ている。



近未来の話だね。
主人公は軍用に徹底的に鍛えられた兵士。たぶん人造人間ってわけではない。けど確実に脳は弄られてる。

世界で徐々に国の中で紛争というか殺し合いみたいものが多発し、それがどんどん広がっていって、それに危機感を覚えた国連が調査に乗り出す。
そこでわかったことが、何やらジョンという男が行った国々でその後殺し合いが起きているみたい。そのジョンの逮捕を命じられたのが主人公。


とりあえず戦闘シーンがかっこいいね。訓練された手練感がすごい。
まるでゲームかのように出てくる敵の脳天を無駄なく撃ち抜いていく。

あとは知的な会話も心地良い。カフカがどうとか言語学の話とか。


結局話の中心としては、ジョンがどのようにして殺し合いを引き起こしているのか、そして何のためにそんなことをしているのかってことになるわけだけど、それが結構考えさせられる。
加えて改造人間である主人公の主観も合わせて、何やら人間とは何ぞやっていう哲学的な話に感じた。
理屈っぽい会話がやたら多いからちょっと集中して見なきゃダメかも。



まあ、こういう深い作品見てていつも思うのが、結局は恋愛感情かい!っていうのが多いよね笑(ネタバレではないのでご安心を)
結局恋愛があらゆる行為の中で最強ってことなんでしょうか。
結婚した先輩方のあの諦めにも似たボヤキを聞いてるといつも複雑な気持ちになります…笑
恋愛の行き着く先は結婚でしょ? なのに何故?!笑