ノラネコの呑んで観るシネマ

シン・シティ 復讐の女神のノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)
3.9
去年の「300 帝国の進撃」と同じく、エヴァ・グリーンが全てをさらって行った。
全体のオムニバス的作りは変わらず、今回は邦題が示唆する様にファムファタールに出会ってしまった男たちの話なのだけど、明らかにエヴァ・グリーンの比重が大きい。
惜しげなくバンバン脱ぎまくることもあり、“男を虜にし、吸い尽くす”魔性の女の存在感抜群。
本来のヒロイン、ジェシカ・アルバが絶対脱がないのと対照的で、結果前作から続く彼女のエピソードの方が取って付けた様な印象になってしまった。
二作連続起用は、たぶんフランク・ミラー的にも世界観にハマるという事なんだろうな。
さすがジェームズ・ボンドを復讐に走らせた女だ。
しかしまあ、映画全体の出来は、悪くはないけど前作ほどキレキレでは無いね。