もちもち

22ジャンプストリートのもちもちのネタバレレビュー・内容・結末

22ジャンプストリート(2014年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

高校への潜入捜査を成功させたジェンコとシュミットへの新たなミッションは大学への潜入。学校内に蔓延る危険薬物の捜査に入った2人だが、ジェンコは親友ができてアメフト部で活躍、シュミットは女子大生と恋に落ち、2人の間には徐々に溝が広がっていく。前作「21ジャンプストリート」と同じく、テンポよくふざけ倒しながら意外としっかり面白いストーリーに、少しの感動を交えた良作。相変わらず下品なギャグの連発で、シリアスな部分でもふざけまくっていて、しっかり笑ってしまう。大学という設定も上手く活かしたコメディで、絶妙なセンスの良さに感心してしまう。ジェンコが大学で本来の自分に合うような友達を見つけ、シュミットのことが少し煩わしくなってしまったり、逆にシュミットがそこに嫉妬したり。なんか絶妙に共感できるところがサラッと入れ込まれたりしてて、基本笑えるんだけど、単なるコメディにとどまらない面白さ。チープな雰囲気ではあるけど展開が読めず、最後まで楽しめる。シュミットの恋人のルームメイトの嫌味ばかり言うマジメちゃんな女の子がまさかの黒幕という。シュミットとバチバチに殴り合いながらキスするしないの変な駆け引きしてるのがとにかく面白かった。フィル・ロード、クリストファー・ミラーの映画はほんとにハズレない。続編でもしっかりクオリティを保っているのは凄い。シリーズとしてもう少し作ってほしい。
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