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22ジャンプストリートのHIROのレビュー・感想・評価

22ジャンプストリート(2014年製作の映画)
4.0
高校時代の敵役シュミット(ジョナ・ヒル)とジェンコ(チャニング・テイタム)の2人が新人警官としてコンビを結成し、青年犯罪を撲滅するために大学に潜入するお話。

かなり笑えました(≧∇≦)

基本的に物語の流れは前回とほとんど一緒。
でも全てのアクションとギャグのクオリティが前作を遥かに上回っていたと思いました!

冒頭から無駄にカッコ良いカーチェイスシーンから始まったと思ったらちゃんとギャグで落としたりと、あくまでもコメディ映画として徹底している。

劇中で今回は前回より予算が2倍!とか前回と同じことをしたらいい!とか冒頭のカーチェイスで予算を使い過ぎた!とか、露骨なメタ発言のオンパレードでかなり笑えましたよ♪( ´▽`)

2人にとって経験したことのない大学という未知の世界への潜入。
案の定捜査どころではなくて、しっかり大学生活を楽しんだりしてしまうんですよね(^o^)
相変わらず2人のアホぶりは健在で、ジェンコはアメフト部の筋肉バカと意気投合してしまうし、シュミットは美女と良い雰囲気になって何故かワインを嗜みながら芸術鑑賞に浸ってしまう。

高校時代のようにやっぱり2人は住む世界が違って、なんだかんだ言っても相対する関係なのかなと思えて来てしまうですよね。
実際2人は明らかにすれ違っていって、ジェンコに関してはまるでシュミットのことを二の次に思っていそうな雰囲気。
何よりも固い絆で結ばれていた2人の関係性がギクシャクしていき、何だか仕事だけの関係になってしまう。
学年が上がったことで何となく友達と疎遠になってしまった経験を思い出して、何だか切ない気持ちになってしまいましたよ(´Д` )

おふざけコメディのようで憂いを帯びた友情の移ろいを描いている気がしましたね(~_~;)

前作同様にアイス・キューブ演じるディクソン警部のキャラが爆発していて最高でした!!!
シュミットと仲良くなった美女を巡っての騒動や、それをネタにふざけるジェンコのアホさ加減は今作の中で一番の爆笑でした(≧∇≦)

双子のヤン兄弟や今回の事件の発端となったシンシアのルームメイトなど、ギャグ要員でしかないと思わせてからのまさかの展開は見事。
脚本がしっかり練られていることは認めざるを得ないと思いましたね♪( ´▽`)

エンドクレジットを見る限りどこまでも続けられそうなシリーズ。
いくらでもネタはありそうなのでこれからももっともっと笑わせてほしいと思いました(≧∇≦)



2015-39
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