くう

天空の蜂のくうのレビュー・感想・評価

天空の蜂(2015年製作の映画)
3.1
試写会。原作未読。
これがあの震災前に書かれたと言うのだからまさに予言の書。
考えさせられるとかではなく驚愕するレベルで突きつけられるものがある。
と言っても作品は社会派というより壮大なエンターテイメントの印象。ほぼダレる事なく緊張感を楽しめる。

まあツッコミ所はアレコレあるんですけどね…
でも恋愛脳で辟易とさせられることが多い日本のサスペンスやパニック映画、それがないだけでもスッキリのめり込めるわ。

国は確かにひどい、無関心な民もひどい、でも何かや誰かのために必死に働くオジサン達はカッコいい。

ただ、自分的には「震災後の今であるから付け加えられた」と思われるアノ部分は要らなかった。
無い方がたぶん見る側が考える余地というか…余韻が残ると思う。

役者さんは皆さん熱くて素晴らしい。けど個人的に永瀬匡が永瀬匡史上一番のイケメンっぷり。
いいぞ、さすがビースト…
くう

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