自己満足点 83点
「シングストリート」でお馴染みのジョン・カーニー監督の作品。
観たのは少し前なのでうろ覚えのところがあるかもです。
キーラ・ナイトレイやマーク・ラファロという有名キャストを使ってますが、意外と低予算な感じがしました。
ですが、映画自体は好きです!
アメリカのニューヨークが舞台で、
キーラ・ナイトレイの歌を落ち目のプロデューサーであるマーク・ラファロが聴いて感動し、彼女の音楽アルバムを制作するというサクセスストーリーですが、二人のバックストーリーも多く描かれていて、それがキャラクターに深みを与えていて良かったです。
この映画も「シングストリート」と同様に音楽は素晴らしかったです!
最初の二人の出会いのきっかけになるキーの曲はしっとりとしたバラードで凄く感動します!
最初はキーラ・ナイトレイがギターの弾き語りのみで歌うシンプルなものですが、そこにマーク・ラファロの脳内イメージで流れる演奏アレンジが入り、徐々に楽器が増えていくのが素晴らしいです!
そして、中盤からの路上ライブ形式でのレコーディング。
通常のレコーディングは吸音入りのスタジオで撮るのに対して、あえてノイズや雑踏が入ってしまうニューヨークの街中でゲリラ録音という前代未聞の事をするのです。
音楽というのは楽しいものです。
このゲリラによって音楽の楽しさが存分に現れて、観ていて非常に楽しかったです!
ただ、キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロの恋愛関係は入れる必要が無かったと思っています。
確かに二人の絆が深まるエピソードは沢山ありましたが、あまりカップルには見えないし、そもそも二人は年が離れているので少し奇妙に感じてしまいました。
ですが、
観ていて楽しく、心暖まる音楽映画になっていました!
まだ観てない方も、おすすめです。
落ち込んだときにこの映画を観て心暖まりませんか?
いやぁ、サントラ欲しいなぁ(^○^)