さりさり

滝を見にいくのさりさりのレビュー・感想・評価

滝を見にいく(2014年製作の映画)
4.0
2度めの鑑賞。
フォロイーさんのレビューを読んで、忘れかけていた本作を急激に観たくなり、即鑑賞!
面白かったぁー!

「幻の滝を見にいくツアー」に参加した7人のオバチャンたち。
頼りないツアーコンダクターとはぐれてしまい、山の中に取り残されてしまう。
7人が7人とも個性的なオバチャン。
ケンカし合い、励まし合いながらサバイバル突入!
果たしてオバチャンたちは無事に山から脱出出来るのか?!?
そして幻の滝を見ることは出来るのか?!?
コメディタッチのほのぼのサバイバル映画です。

まず配役がいい。
7人ともオーディションで選ばれたオバチャン。
どうりで誰も知らない。
なんと、主役らしきオバチャンはバリバリの素人さんらしい。
でもみんな演技がとっても自然で嫌味じゃない。
こんなオバチャン、いるいる〜!
こんな会話、するする〜!
って感じ。
様々な性格のオバチャンたちなので、自分はどのタイプなのかな?って考えながら観たりしてた。
うわっ、このオバチャン苦手〜!とか、このオバチャンとなら友達になりたい!って思いながら。

この映画を観てから5日ほど経つが、その間 “蛇の夢” を2回観た。
余程あのシーンが強烈だったんだろう。

90分の短い尺だし、気軽に観られる。
サバイバルとまでは言えないゆる〜い展開だけど、もしかしたら現実にもありえる状況かもしれないと思うと、ちょっと怖い。
女同士の人間関係も絶妙で、思わずホロッと涙が浮かぶ場面が2箇所。
まさか、あのオバチャンに泣かされるとは。

オバチャンは強し。
そしてオバチャンは…
やっぱり愛おしい。
さりさり

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