このおどろおどろしいジャケに注目したい。何かに取り憑かれているようだ。それもそのはず、容疑者は悪霊だ。と言う訳で、霊感の強い捜査官の出番キターッ!
元ニューヨーク市警の巡査部長の手記を基にしているだなんて、これって実話なの?
冒頭から鬱々とした異様な雰囲気に呑み込まれる。魂を抜き取られそうな気になる。R18だけど、あまりの暗さにお色気のR18を観ておけばと後悔してしまう。
ジェリー・ブラッカイマー制作だけに演出にこだわる。暗い画面で雰囲気を作る。エリック・バナが捜査官を演じる。ピッタリとハマっていてカッコいい。
気味の悪いシーンから目を背けたくなる。ライオンが怖い。虫がキモい。猛獣や虫、悪霊って、NYは何て恐ろしいところだ。これってホントに実話なんかっ、バッキャローッ!