襟

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)の襟のレビュー・感想・評価

-
凄い、映画自体がアクションと血だけを求める観客を悉く削り落としていく皮肉構成でしょ、かっけぇすぎる

ハリウッドの俳優たちにとってのスーパーヒーローの呪縛、それに甘んじても甘んじなくても苦しい、あまりにも苦しいな
世界中が知っている分な。日本のライダーとかの方がまだ脱却楽そう

自分の人気が自分のものではないと深く理解しているからこそ苦しいんだろうな
向き合いたくない自分の才能だけしか使える武器がないのか、現実が一番苦しい
こんなリアルな苦しみ、どんだけ入れ込めば書けるんだよ…

ラストについて考えてみたけど、
満足しちゃったんだろうなというのが今のところの所管だな
最高潮にきたタイミングで、最後に本当にバードマンになることだけが彼の思い残したことだったとしたら、あれはかなり地続きのラストだなと納得出来る
襟