幼い時家族を殺されたリビーが「殺人クラブ(すごい名前)」のライルと出会ったことで、過去の事件と対峙するというストーリー。
ドラマチックな流れでなく、現在と過去が静かに行ったり来たりする流れなので、最初のうちは退屈するかなと思ったが、シャーリーズ・セロンが、心に傷を抱えたままのリビーを魅力的に演じていて引き込まれた。
後半、事件の真相が一気に分かってくると、ストーリーが急展開してハラハラドキドキ感も味わえる。あの展開には焦った。
それでもストーリーのメインは、事件の謎解きミステリーではなく、主人公リビーの気持ちの変化だと思う。ラストが良かった。
