takato

ラブライブ!The School Idol Movieのtakatoのレビュー・感想・評価

3.5
流石のラブライブの劇場版!。しかし、結局テレビ版でも見せていた限界を超えられずという感じ。

 作画や、メンバーのバランス感覚はテレビ版以上にパワーアップしている。特に艶っぽい描写が今まで以上に増えたように感じられた。個人的にはミュージカルシーンが入るのが、思ってた以上に良い感じだった。「心が~」とは違う感じで、作品にリズムを注入してくれてグッド!。

 ただ、やはり問題点が相変わらずある作品である。CGモデルの出来栄えとか、海外に行った意味が…という問題はまぁ置いておくとして、一番の問題は解散の動機の面だろうう。スクールアイドルに拘りたいからではいかにも弱い。こういうところで先行の作品を利用すべきだった。具体的には、おジャ魔女ドレミとARIAの最終回を参考にすべきだった。

 終わりが来るのはより素晴らしい明日に向かうため。それぞれの道に進むために今の関係は終わるけど、私たちは歌で繋がっている。そして私たちのした事は、未来の世代に受け継がれていく!って終わりだったら見事に輪が閉じて最高だったのだが。
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