にっきい

木屋町DARUMAのにっきいのレビュー・感想・評価

木屋町DARUMA(2015年製作の映画)
2.7
本当は本物の重度身体障害者を起用した『おそいひと』を借りるつもりてTSUTAYAに行ったが、取り扱いが無かったのでもう1つ気になってたこちらを見ることに。

海外組織とのもめ事で四肢欠損した元ヤクザが、まさにその気味の悪い身体を使い、執拗な嫌がらせをおこなう取立屋を中心に、借金で堕ちていくもの、儲けるやつ、そしてバックの暴力団を描いていく。
今時の作品としては珍しく差別用語使ってるし、なによりタイトルにもなっているダルマと言う呼び方自体が、作中では蔑称として使われている。親の借金でヤクザに堕ちた男と、ダルマになった事を含め、全てを受け入れ債権者をいたぶり続ける主人公。だが本当の彼は…。
障害者を主人公にし、差別用語も出てくるので地上波では放送不可能な作品だったので、見ることにが出来てよかった。
ますます『おそいひと』が見たくなりました。

最後に『ドクムシ』辺りから武田梨奈さんってなんでも有りになってきてるんですね?(笑)
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