ノッチ

劇場版 稲川怪談 かたりべのノッチのレビュー・感想・評価

劇場版 稲川怪談 かたりべ(2014年製作の映画)
2.0
2013年4月末日、パチンコ用映像の撮影現場。

そのパチンコ台には、稲川淳二が語る怪談の再現ドラマが数本搭載されるのだ。

しかし、その内の1本の撮影現場で本来起こるはずのない怪奇現象がスタッフ、出演者の身に次々と襲いかかる。

稲川淳二が撮影現場で遭遇したとんでもない事件と、そのメイキングに映る怪奇現象を捉えたホラー。

『呪怨』シリーズの清水崇プロデュース作品。

稲川淳二さんが若い娘さん達に激しく嫌われる話です。

くっだらない内容のPOV式ドキュメント。

いつもの稲川さんの怪談を期待して観るとがっかりするのでお勧めできない。

リアルドキュメントだと思ってたから完全に萎えたし、「妄想キャリブレーション」というアイドルグループの演技が救いようがなかった。

内容としては、妄想キャリブレーションがギャーギャー叫んで走り回ってるだけの作品にしか見えない。

というより、もはやホラーではなくSFの次元になってる気がしました。

上映時間も1時間ちょいで短いのですが、私は短いストーリーでも理解できませんでした。

稲川淳二さんは怪談を語っていた方が怖い。

こんなしょーもないのやらなくていい。

しかし稲川さんの狂ったにこやかな笑顔が余りに素敵だったため、ちょっとだけ加点。
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