銀時たちの師、吉田松陽の別人格の虚による地球壊滅を防ぐべく高杉・桂らとともにターミナルタワーを昇る。
真選組や新八・神楽たちも三人を追って行くが・・・
空知英秋の人気コミックを原作とするアニメ『銀魂』の劇場版第3作。
2019年6月に最終回を迎えた原作コミックのラストをベースに、最後にして最大の敵・虚(うつろ)との死闘を描く。
『銀魂』もこれで完結。
正直前作みたいな「空知天才だわ…」という感動はなかったけど、終わりを見届けることに意義があるので良いのです。
週刊少年ジャンプでの連載後のストーリーは把握していなかったが、長く連載を読んできたものとしては、これはこれで楽しめた。
ファイナルという割には感動のエンディングを迎える訳でもなく、最後までパロディと悪ふざけ感のある締めというのも『銀魂』らしいといえばらしいのかなとは思った。
不死を巡る議論やダイナミックなアクションは、シリアスで見ごたえ抜群だ。
でも、ドタバタギャグも並走する。
ただ、本編はいきなりバトルの真っ只中からのスタート。
言うなれば、ナメック星でギニュー特戦隊と戦っている最中から始まるようなイメージです。
その前に「長いあらすじ」が入りますが、あれを初見で理解できる人はなかなかいないでしょう。(色々な意味で…)
声優は、山寺宏一さんの声がとても良かった。
松陽先生にこの方を起用した人に感謝です。
服部全蔵に関してですが、藤原啓治さんが逝去されたことにより、森川智之さんに交代してました。
最後まで服部の仕事ができなかったことが残念です。
今後、『銀魂』はどうなるかわかりませんが、制作群とその他スタッフとゴリラには感謝です。
ありがとうございます。