ユースケ

ホーンズ 容疑者と告白の角のユースケのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

モダンホラーの帝王スティーヴン・キングを父親に持つモダンホラーの貴公子ジョー・ヒルが書き上げたダーク・ファンタジー小説を、違いがわかる男アレクサンドル・アジャが【ハリー・ポッター】シリーズのダニエル・ラドクリフを主演に迎え映像化した本作は、魔法の世界で選ばれし者としてチヤホヤされ、ホグホグ歌って浮かれていたイメージをぶち壊し、酒も煙草もセックスも解禁した大人のハリーが、恋人殺しの容疑を晴らし、真犯人を裁くため、額に生えた告白の角でみんなの本音を暴きまくる一本。その名も【ホーンズ -ハリー・ポッターと告白の角-】。

初めて鑑賞した時にはゴア表現がユルいのでアジャっぽくないなと思いましたが、本性をさらけ出した人々をやりすぎ演出で描くブラック・ユーモアはまさにアジャでした。

とりあえず、悪魔化したハリーが見せる必殺技ハリケーンミキサーとマックス・ミンゲラ演じるリー・トゥルーノーが幼馴染みの頭をショットガンでぶち抜いた時に見せる邪悪なうぷぷ顔は必見です。