Shoko

最後の命のShokoのレビュー・感想・評価

最後の命(2014年製作の映画)
3.2
167本目。おうち映画121本目。
最後の命 観ました。
芥川賞作家・中村文則のミステリー小説を、柳楽優弥を主演に迎えて初の映画化という作品。2014年の柳楽優弥さんです。U-NEXTにて。

『幼馴染だった明瀬桂人(柳楽優弥)と冴木裕一(矢野聖人)は、幼少期に集団婦女暴行事件に遭遇する。その事件をきっかけに桂人は人と肌を合わせることに穢れを覚え、最低限の人との関わりの中で生きていた。
ある日、裕一から高校を卒業して以来7年ぶりに連絡をもらう。二人が再開を果たした夜に桂人の顔見知りのデリヘル嬢が桂人の部屋で殺された状態で発見された。
取り調べを受ける桂人は、刑事から裕一が連続婦女暴行容疑で全国指名手配されていることを知らされる』というお話で、まあまあ私が苦手なレイプものだしどうしようかなあと思って違うの観ようとしたのに手が滑って再生されてしまったのでまあいいやと思って見始めた。
(いつものごとく不謹慎な感想になる気がする)
冒頭から煙草吸う柳楽優弥、デリヘルの女っていう良いやつきてウワーやっぱりこれ観て正解って思ったけど、普通に話が重くてやっぱり無理かも…って思いながら進んで過去に見てしまったレイプシーンに自分が重なるところはめちゃくちゃ申し訳ないけど見たいのはこういうやつですって思ったり、メンヘラの彼女にすごい優しく話しててそういうの好きすぎてハーやばーいすきってなってよかった。
(ネタバレというか最後まで喋る)
話はさっきもいったとおり重くて、っていうかすごい暗い。
桂人と冴木が子供の頃に見ちゃったのはホームレスの汚いジジイ(昨日から汚いジジイばっかり見てる、さいあく)が複数でおばさんをレイプするシーンで全然えろさとかなくひたすら怖いし嫌だしこんなもんトラウマになるわ。トラウマになるわと思う反面これは変な性癖植え付けられるだろうな、と思ってたら案の定冴木くんはまんまと特殊性癖植え付けられててまあそうだろうなという感じ。
ていうか序盤からよくわかってないんだけど桂人は性的なことに過剰に罪悪感を抱いてるのにデリヘルの女とセックスしてたんだよね?どういうこと??呼ぶだけでしてないの?肝心なところ聞き逃したかもしれん。
あー冴木くんは高校生の頃にホームレスの汚いジジイが死にそうな時「助けたらまた同じことする、助けない」って言ってわざと見殺しにしたけど、だから自分も最後死んだのか?また肝心なとこ聞き逃したかも。ちゃんと集中しなさい。
そうだ、冴木くんの子供のころが板垣李光人くんだったんだけどこのとき12歳ぐらい?もう完全に顔が完成してきれいすぎた。
原作読んでないけど映画としてはぼちぼち嫌いじゃない。柳楽優弥としては完全に最高映画でした。
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