Shoko

うみべの女の子のShokoのレビュー・感想・評価

うみべの女の子(2021年製作の映画)
3.3
〖うみべの女の子〗(映画/日本/2021)



『海辺の田舎町に暮らす中学2年生の小梅は、憧れの三崎先輩に手ひどいふられ方をして自棄になり、同級生の磯辺と衝動的に初体験を済ませる。その後も体の関係を繰り返す2人は、ただの友達には戻れない恋人同士でもない、曖昧で奇妙な付き合いを続けていたが…』

浅野いにお原作の青春映画なんだけど、デデデデのあのイソベやん出てきて嬉しかった。イソベやんユニバースだ。
この映画U-NEXTにあって平井亜門くんの名前はあれど、役名とか書いてないからどこに出るんだろな〜ってずっと観てたけど全然出てこなくてもしかし見落としたのか?まあまあきつい話だから見返したくない…!と思ってたら終盤に高校生役で出てきてメガネなのもよかったし恋する男子なのもラブリーだしキスシーンもあり、僅かな出番で見どころ盛りだくさんだったので観て良かった。
そこに至るまでが本当に厳しくて、中学生のセックスシーンなんて痛々しいだけでなんかつらかった。しかもお互い好きでもないのにさ。
そんで好きとか好きじゃないとかすったもんだして、ていうか中学生の性欲なんてそりゃ止められないだろなというかそれぐらいのときなんてしたら好きになっちゃわない?!ていうか結局好きになっちゃったんだけど、結局付き合うことなく別れちゃってっていう、なんかデデデデと規模の違う絶望みたいなのがすごくてこれが浅野いにおか〜と思った。
中盤までの思春期の痛々しさとか厨二感とかが苦手だったけど、終盤の磯部くんが三崎先輩をぼこぼこにするあたりからやっと良くなってきて、そこからの平井亜門くんだったので観終わったあとの気分はそんなに悪くないんだけど…
ていうか主演の石川瑠華ってこないだのハンバーガーになんとかでずっと怒ってた子か。中学生やっても違和感ない透明感なのすごくない?!それが衝撃だった。こんな若い子がこんなにパーパー脱いで大丈夫か…ってハラハラしてたけどこのとき24歳とか?なら大丈夫か。

(70/おうち映画47)
Shoko

Shoko