Shoko

pourのShokoのレビュー・感想・評価

pour(2019年製作の映画)
3.2
〖pour〗(映画/日本/2019)



『松太は6歳の時、とある母子家庭に父・明の手によって預けられ、そこに住む年の近い優衣とその母・涼子との暮らしが始まった。時は進み、高校生になった松太と優衣。あれ以来、松太の両親は1度も訪れず、優衣と松太は互いに惹かれあうのだが…』

平井亜門くんというだけで何にも考えずに再生してフーンって思って今このあらすじ読んで「惹かれあってたの?!」となった。
これも89分という短め映画ではあるんだけど、なんだろう、みんなが微妙にせっかちな割に特に話が進むわけでもないみたいな不思議な時間の流れ方する映画だった。
ストーリーそのものはわかるものの、何が言いたいのかわからないというか、なんか…今脳内の平井亜門くんが私に「この映画どうだった?」って聞いてくるところを想像して一生懸命いいこと言おうとがんばってる。なんにも出てこない。つっこみどころが多かった。
スナックでお客さんいるのに特に気にせずそうめん食べてるところがいちばん「エ?!笑」ってなったけど、なんかそこじゃなくてなんか…色々あった気がするのになにも残ってない…松太のお母さん?が入院してるのも病気じゃないのにってのもわかんなかったし、松太が義理の母親にばんそうこう貼ってあげる優しさあるのに反抗期?なに?なんか距離感なぞって思った。あとぜーんぜん走ってないのにはあはあしてたところ、あれはさすがに嘘でしょ。ディレクションが悪い、平井亜門くんは悪くない。
ただ平井亜門くんが今回珍しく(しょうこ調べ)前髪流してて新鮮だったのと、やっぱり喋り方の優しい感じ(「〜なの?」みたいな聞き方するときの「の?」の上がり方、これ見たら絶対みんな「あーわかる」ってなるはず)が良すぎて観てよかった。
が、そろそろ学生役じゃない平井亜門くんが観たい。もう諦めてドラマに手をつけるか…ドラマは…時間がかかる…

(71/おうち映画48)
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