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サボタージュのHIROのレビュー・感想・評価

サボタージュ(2014年製作の映画)
2.6
DEA(麻薬取締局)特殊部隊を率いる捜査官ジョン・ウォートン(アーノルド・シュワルツェネッガー)と8人の部下達。
麻薬組織のアジトに突入したジョンは、そこに残された大金を手にするが、そのことがきっかけで最強の精鋭部隊達が謎の猟奇連続殺人の標的になってしまうお話。

何が何やらでしたな(´Д` )

冒頭からシュワちゃん率いる特殊部隊達が麻薬組織のアジトに突っ込み、銃をぶっ放しながら襲撃するシーンはテンションが上がりましたね♪

そしてなんやかんやでメンバー達が1人ずつ惨殺されて行く。
その描写はかなりエグめにしてはいるもののやり過ぎているが故に何がどうなっているのかよく分からないんですよね(´Д` )
数々の死体はまるでただの生肉のようにしか見えなくて結局あまりグロく感じないというね。
何でもやり過ぎは良くないということを思い知った次第であります( ̄^ ̄)ゞ

果たして犯人は誰なのか⁇
襲撃した麻薬組織の復讐か⁇
はたまた仲間の裏切りか⁇
色んな憶測が自分の中で飛び交うわけですが、いかんせん台詞が少ないせいでイマイチ事件の全容が掴みきれないというか。
脚本がかなり酷い出来であることは間違いないですね(´Д` )

犯人の動機に関してはイマイチ納得出来ない。
お前なら別の方法があるはず!と思わざるを得ないわけですよ(T ^ T)消化不良も甚だしいですわ(´Д` )

ラストの西部劇的な着地はシュワちゃんらしさは出てはいるもののあまりにも取って付けた感じがしてしまいましたね。
カッコイイことはカッコイイですが何となく残念(´Д` )

あと、最強の精鋭部隊と謳ってるわりにそんなに凄さが感じられなかったし、男達の絆描写がなかったことはやっぱり物足りなかったですね(T ^ T)

と言ってもいいところもいくつかはありますよ。
例えばミレイユ・イーノス演じるリジーは本当に最高!
麻薬取締局の人間のはずがまさかの薬中というとんでもキャラで、どこまでもイっちゃってる演技は素晴らしかったと思います(≧∇≦)
正直他の男の隊員達よりも存在感があったと思います。

あと、終盤のド派手なカーチェイスシーンも最高!
トランクの中から銃撃したり、民間人が無残な巻き添えを食らったりして、笑いながら興奮してしまいましたね\(^o^)/

ちなみにストリップバーのシーンもかなり目の保養になりました(≧∇≦)

ガタイはいいもののさすがのシュワちゃんも老いぼれ感が漂っていてちょっと悲しくなったし、肝心の脚本は見るも無残なことになっていた作品。
色々と悲しくなってしまう作品でした(T ^ T)



2015-45
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