「パパが遺した物語」。タイトルからして泣かせる映画っぽいですが、これはよかった〜。
ラッセル・クロウ演じる人気小説家の一家がドライブ中に事故を起こし、妻は死亡し自らも後遺症に苦しむ生活を余儀なくされる。母を失っても仲良く暮らす親娘を引き離そうと幾多の試練が襲う。
物語は過去と現在の2つの時間軸を交互に挟むようにして進む。現在の娘を「テッド2」のアマンダ・セイフライド。なぜ大人になった娘ケイティは心に傷を負ったのか? ケイティはまた人を愛することができるのか?
深く愛するが故に、別れは心を引き裂く。傷つくことを怖れていては愛することはできない。監督は「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーノ。劇中で使われるカーペンターズで有名な「Close to you」が、エンドロールで流れる「Fathers and daughters never say goodbye」が心にしみる。
試写会場にはすすり泣く声が多く聞かれました。