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ドラゴンボールZ 復活の「F」のHIROのレビュー・感想・評価

3.6
ドラゴンボールによって蘇ったフリーザがサイヤ人に復讐を果たすために新たな軍団を率いて地球にやって来るお話。

3Dでの鑑賞。

まぁこんなもんですかね(~_~;)

まず言えることは3Dで観る意味は全くないということ。
3Dの醍醐味と言えばやっぱり飛び出して来ることだし、悟空のかめはめ波などが画面に向かって放たれることを期待していたわけですが、飛び出し要素はまさかの皆無。
若干奥行きがあるような気がする程度だし、後半に至っては奥行きすらも感じられず、3Dで観ているのか2Dで観ているか分からなくなるほど。
3Dでの公開をする以上、やっぱりちゃんと作ってほしかったのに、これは流石に酷いですね。観客をバカにしてるのかとさえ思ってしまいましたよ。
しかも、僕の行った映画館の3Dメガネが悪いのか分かりませんが、画面がとても暗かったんですよね(~_~;)
眩しいほど鮮やかな絵を楽しみにしてたのにだんだんと腹が立って来ましたよ\(*`∧´)/
2Dで観れば良かったと心底後悔しました(T ^ T)

内容ですが、前回とは比べ物にならないくらいバトル要素が跳ね上がってましたね♪
ドラゴンボールらしい作品に仕上がっていたと思います。
フリーザの憎たらしさが炸裂してて嬉しかったし、前作の敵である破壊神ビルスのところで悟空とベジータが修業してたのはとても面白かったです。

見どころはやっぱり1000人の軍団とのバトルですかね。
悟飯、ピッコロ、クリリン、天津飯、亀仙人、銀河パトロールジャコがしっかり活躍してくれるのは嬉しかったです(≧∇≦)
ただツッコミどころもあるんですよね。
まず悟天とトランクスがいないところ。あれだけの闘いが繰り広げられているのだからどう考えてもあの2人ならやって来ると思うんですけどね(~_~;)
そして悟飯が道着を忘れたからジャージで参戦するところなんかも、その気になればピッコロの魔法で道着を用意することもできるわけだし、違和感が拭いきれませんでしたね(´Д` )
と言っても久々にクリリンや亀仙人、天津飯の勇姿が観れたことはかなり嬉しかったです。
あと、クリリンの携帯の着信音がある意味夢の共演を果たしているので、めちゃくちゃ嬉しかったですよ(≧∇≦)

そして肝心の悟空対フリーザ戦ですが、これが凄まじく微妙なんですよね(´Д` )
全く絶望感がないというか、始めから悟空もフリーザも更なる変身を遂げてしまって互角の闘いを繰り広げるもんだから2人がどれほど強くなったか分からないわけですよ。
やっぱり最初はフリーザが恐ろしいほどの戦力で悟空とベジータを苦しめて、そして逆転されるといういつものドラゴンボールらしいバトルをしてほしかったですな(。-_-。)
しかも両者の能力がずっと互角だから闘いにメリハリはなく、ちょっと退屈。
ギャグ要員と成り下がった破壊神ビルスが闘いの合間にギャグを放り込んでくれるけど、何だか邪魔でしたね(´Д` )

まぁベジータとフリーザの闘いはかなり燃えたし、やっぱりカッコ良かったですけどね♪( ´▽`)

ただオチはダメですね。
あんなことをしてしまったらなんでもありになってしまうし、何よりも今迄の闘いが無駄になってしまうというか。

そして何よりも腹が立ったのはあのふざけたエンディングテーマ。
劇場で始めて聴いたんですがあまりの酷さに絶句してしまいましたよ(´Д` )
ドラゴンボールの品位を著しく貶めることは止めてほしいですな\(*`∧´)/

消化不良感があったことは否めないけど、何はともあれ前作よりも激しいバトルが観れたことは嬉しかったですね。
ドラゴンボールは唯一観るアニメでもあり死ぬほど好きなので、大きなスクリーンで観れただけでも感激です!
これからも映画は作れると思うので、次回にも期待します\(^o^)/



2015-51
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