このレビューはネタバレを含みます
盲目のレオナルドと親友のジョヴァンナ、転校生ガブリエル。思春期の3人を中心に描かれる、優しい温もりを感じるブラジル発の青春映画。
レオナルドへのジョヴァンナの想いは、冒頭からピンとくる。
ガブリエルが転校してきたことで、2人の関係に変化が。
「😺の動画はもう見た?」等、レオナルドには無理な話題をたびたび振ってしまうガブリエルに、最初はデリカシー無さすぎ💢と思ったが、普通の友達と同じように接していて、障害のことなど頭にないからだと分かってくる。
ガブリエルの解説付きで一緒に映画や月食を見たり、違うジャンルの曲を知ったり、ダンスをしてみたり...
レオナルドの世界がどんどん広がっていく。
互いの気持ちを知った2人。
本当に盲目なのでは?と思えるようなレオナルド役と、優しさがキレイな瞳にも表れている巻毛のガブリエル役が、爽やかに演じているところが良い。
思い切り自転車を漕げるのは、ガブリエルの目を信じているから🚲
父親から髭剃りを教えてもらうシーン、危なっかしかったけど心温まった🤗
からかったり、いたずらをする同級生はいても、注意されればやめるし無視することもない。レオナルドも慣れっこといった様子で適当にあしらっている。
何が一番素敵かって、盲目でも普通学級でクラスの一員としてちゃんと学校生活を送っていること✨
ジョヴァンナにも良いことが起こりそう?なラストも良かった。