パッケージから落ち着いたヒューマンドラマ的なのを想像して見始めたが、真逆な映画だった。妻を亡くした心の穴を破壊行動によって埋めようとする男の物語。
恋愛要素などもあるが、とにかくジェイク・ギレンホール演じる主演が物を壊しまくる様子が映されている。主人公の生き方が不器用なら、物の壊し方も不器用だった。自分は仕事で重機に乗ることがあるんだけど、ブルドーザー使うところのやり方がメチャクチャでアドバイスしてあげたくなった。まあ、それだけジェイク・ギレンホールが不器用な男を演じるのが上手いってことでもあるんだろうけど。眠たそうな青い瞳が印象的だった。
やってることはハチャメチャだったけど構成がまとまっているので、トータルとして見るとなんか綺麗な映画に思えてしまうという不思議な力をもった映画だった。
子役のジュダ・ルイスくんの睨む顔が誰かに似てるなーと思って鑑賞しながら考えてたんだけど、BUCK-TICKの櫻井敦司さんだな。BUCK-TICK最近見ないね。
