雨の日はこんなセンスのない、晴れの日は邦題をつけたのは誰や
※原題 Demolition:破壊、崩壊
交通事故で妻を亡くしたデイヴィス。
寄り添いどころを亡くした彼の心は、その日以来壊れていき、無作為に周りの冷蔵庫やPC、ライトなどを「知りたい」という願望から、分解していってしまう。
・感想
全てにおいて中途半端!
作品だけの評価でいうとあまり伝えたいことは分からないけど、ジェイクは相変わらずいい演技していて、3.0という感じでした。
ただ邦題が本当に終わってる。
何を表現したいのか訳が分からないし、つけた人のセンスを疑うということで-1.0。
テーマ的には精神疾患への向き合い方的な話をしたいのかもしれないけど、いまいちそれが明確な答えになっていないのとLGBT的な側面を持ちだしてきたものの、そこに対しても回収をせず中途半端な映画だなーという印象でした。
・印象に残った点
@デイヴィスのパーソナリティ
結局デイヴィスは、妻をロスしたことによる一時的な疾患だけだったのかが全く不明。元々浮気に気づいてそこから疾患が始まったのか、もしくはもっと前からなのか??
個人的には尾行されてたのを逆手に取り、サイコパスストーカーキャラになってたシーンが一番面白かったので、ナイトクローラージェイク映画にすればもっと魅力的だったと思いました。