その話は真実であるのか作り話か
その愛は妄想であったのか
精神病棟に長く収容される女性
彼女の聖書に記されている壮絶な人生が語られる
大半が過去パートで描かれる
しかしその話が中々精神病棟に結び付かない
物語の前半と後半でガラッと変わる
『愛を読むひと』とか『灼熱の魂』と似てる
美しい記憶が美しく描かれ
ただ時代背景がそれを許さない
よくある戦争が生んだ悲しい愛のお話
精神病棟の見方がほんのちょっと変わった
ロケーションが綺麗だったな…
もう少し本を絡めた巧妙な演出があったら大ヒット作にもなり得た気も