すず

アイ・ソー・ザ・ライトのすずのレビュー・感想・評価

アイ・ソー・ザ・ライト(2015年製作の映画)
3.4
アベンジャーズ のみんなに会いに行こう!
第7弾はロキ役のトム・ヒドルストン\(◡̈)/
奥さんはワンダ役のエリザベス・オルセンだよ!

イギリスのイケメン俳優TOP10とか、そういうランキングで必ず名前が上がるトム・ヒドルストン!
そんなにイケメンかなぁ…って思ってたんだけど、アベンジャーズ観て「いやあああああイケメンんんんんんん!」って一気に好きになった\(◡̈)/
隠しきれない育ちの良さ、綺麗な顔立ち、立ち居振る舞い。
全てが美しい♡
そんなトム・ヒドルストンが、実在のカントリー歌手ハンク・ウィリアムズを演じる!

ミュージシャンの光と闇。
音楽の才能はあるけど、酒と女にだらしないハンク。
それなのに嫌な人!って思えない、何でだろう。
ハンクの周りには常に女の人がいた。
その人達はハンクを心から愛していたのかな?
妻のオードリーは、彼の才能以外も愛していたのかな?
オードリーからハンクへの愛を感じなかったから、ハンクが何をしようが悪い男には思えない。
ハンクはプライドが高い人なんだけど、それと同時にとても繊細な人。
いたずらっ子ロキを愛嬌たっぷりに演じた彼だからこそ、ハンク・ウィリアムズという人を上手く演じられたんだろう。
あと劇中でハンクが歌う歌、口パクかと思ってたけど全部トムヒが歌ってたって知ってびっくり!
歌も上手いのか、すごいな。
劇中でハンクが語る、歌を歌う理由。
「誰もが闇を抱えている。
やり切れない怒り、悲しみ、後悔。
僕が全て歌にするよ。
そうすればみんな辛い事を忘れられるだろ。
辛さは僕が全部引き受けるよ。」
この言葉がすごくグッときた。
ハンク・ウィリアムズの人柄というか、背負っているものというか。
そういうものが、この言葉に込められているような気がして。
自分が抱える悩みや辛さも全部歌にして、それを支えにしていたのかな。

手に入れたものと失ったもの、どちらが多いんだろう。
彼は本物の愛を手に入れられたのかな。
感傷的な気分になる、そんな映画だった。
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