毛布

ロスト・エモーションの毛布のレビュー・感想・評価

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)
3.5
学校で鑑賞。
ロストエモーションか...たしかに感情はなんて難しくて、時に愚かで、諸悪の根源で、素敵で、面倒で、全てのはじまりで、すごいものなんだろう。それがなくなったら、何も起きないのは当然で、何も起こさないためのこの遺伝子で。
だから、この映画も何も起きないことが多いので、物語としては淡々としている。前半眠くはなる...画面も内容も、まるで感情がないように美しく過ぎていく。
サイラスとニアの目がシルエットが美しい。アップがたくさんで美しい。
感情のせいで嫌な思いとか切ない思いとか、辛いことも感じるからコントロール出来たらって誰しも思うよね。でもやっぱ無くすのはダメだ。なにも生まれない。

日本の近代建築がほぼロケに使われているそうで、イコールズになりきってロケ地巡りするのは楽しそう...イコールズは楽しい世界じゃないけど、白い服きて出かけたらいいな。
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