上海十月

カルメンの上海十月のレビュー・感想・評価

カルメン(1915年製作の映画)
2.8
セシル・B ・デミルの出世作と言われる作品。「国民の創生」と同年。世は、第一次世界大戦中。激動とも言える時に本作は、生まれております。劇場出身で成功した映画女優ジェラルディン・ファーラー。無声映画なのに既に成功しているソプラノ歌手起用というところがデミルの商魂たくましいところでしょう。もう30過ぎだったジェラルディンをメイクで美人にしてエロくしてるところは、デミルちっく。後に早川雪洲ともエログロな作品撮るし、大衆が何を望んでいるか分かる監督な気がしますね。赤狩りの時の汚名が晩節を汚してますね。
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