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地下に潜む怪人のcoroのレビュー・感想・評価

地下に潜む怪人(2014年製作の映画)
3.0
邦題が酷い。でも、それに惹かれた…

パリの美しい石畳の地下には600万人以上もの遺骨が埋まっている。その世界最大級の地下納骨堂カタコンべが舞台。そこに隠されているという賢者の石を求め暗躍するのは現存しない言語さえ解読出来るUCLの教授スカーレット。しかもうら若き美女。といった設定にやや不安を感じながらも闇へと落ちていく。

物語はPOV形式で、さも当たり前のようにインディジョーンズのような展開で再生されていく。暗視カメラの手振れをいつも不自然だと感じながらも何故だか引き込まれてしまう私。
主人公の安直すぎる行動や化学を無視した数々のご都合主義も、ディセントやムーン・オブ・ザ・デッド(結構好みな低評価のB級2作品)のような居心地悪い閉塞感に誘われ、結構楽しみながら上へと行けた。
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