ロジャー・ドナルドソン監督、ピアース・ブロスナン主演。
元CIAの工作員・デヴェローは隠遁し平和な余生を過ごしていた。
そこでかつて愛した元同僚・ナタリアの危機を知る。
ロシアに潜入している彼女を救出して欲しいとの事だった。
現地に向かうナヴァローだったが、ロシアの暗殺者やCIAの手塩にかけた元部下などと戦いながら
スキャンダルの真相のカギとなるアリスを保護し謎に迫っていく。
引退した元凄腕スパイとして、ボンド役をやっていたピアース・ブロスナンは適役だろう。
スマートなアクションや知性というところで説明の必要がない。
ボンド当時より年齢も重ねているので、少し枯れた感もあって非常にいい。
じいちゃんになってもカッコいいのね。
レミントン・スティールの時から推しなのでひいき目で見てしまう。
ヒロインはオルガ・キュリレンコ。
この人自身がアクション映画主演はったりボンド・ガールだったりもするので、あまり弱そうに感じないｗ
しかし美貌はトップクラス。
昨今のハリウッド映画は多様性うんたら言ってブサイクばかり起用するので魅力的な女優が減った。
スター性のある女優登用に回帰すべきだと思う。男優も同じだが。
デヴェローの教え子メイソン役のルーク・ブレイシーは初めて見た役者だが、主演をはれそうな感じもある。
そういうのもあり、敵対しながらもデヴェローに対しての尊敬や認めさせたい感じも出ていてイイキャスティング。
007ほどカーチェイスや秘密兵器などは出てこないが、ブロスナンの安心して頼れる工作員ぶりを観れて楽しめた。
