ユースケ

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイションのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

【アウトロー】でソリッドなアクションとオフビートな笑いの融合を披露し、トム・クルーズのハートを鷲掴みにしたクリストファー・マッカリーが監督を務めた【ミッション・インポッシブル 】シリーズ第5弾は、8テイクも離陸する飛行機にしがみつき、6分間も潜水し、カースタントもバイクスタントも自分自身でこなしたアドレナリン・ジャンキーことトム・クルーズのキチガイ・アクションとヴィング・レイムス、サイモン・ペグ、ジェレミー・レナーのトム・クルーズ大好きっ子によるトム・クルーズ争奪戦が楽しめる一本。
オープニングの通信で繋がる4人にニヤニヤ、車でばったり出会う4人にニヤニヤ、酒場で顔を合わせる4人にニヤニヤ、もうニヤニヤが止まりません。

物語を引っ張る女イーサン・ハントことレベッカ・ファーガソン演じるイルサ・ファウストとシリーズに不足していた悪役成分を補ったショーン・ハリス演じるソロモン・レーンのおかげで、イーサン・ハントの失敗に次ぐ失敗が溜めに変換され、防弾ガラスの箱に閉じ込め、仲間で囲んで悔しがらせ、麻酔ガスでいぶして転がす、クライマックスの逆転劇のしてやったり感がグレードアップ。まさに「やったらやり返す!倍返しだ!」です。

TOHOシネマズにおいて半券が【ミッション:インポ】で途切れるという事案が発生しましたが、鑑賞後の感情の勃起は私が保証致しますので安心してご鑑賞下さい。

次回作ではアレック・ボールドウィンがチームに参戦して加齢臭まで追加。これは枯れ専にはたまりませんな。