これは辛い…
幸せになる要素しかなかったハズなのになぜ？
ある意味究極の胸糞映画かもしれない。
あらすじ⤵︎
中華料理屋のトイレでウン命の出会いをしたミナとジュード。
その後ミナの妊娠発覚で幸せのデキ婚へまっしぐら〜
ところが産後どんどん痩せ細るミナは息子への母乳もそこそこでやめてしまい、口にするのは自家製農園で採れた野菜類のみ。
外気は毒だと外出もせず家に閉じこもる。
不安に思うジュードがミナに隠れて息子にハムなど肉類を与えるが、更にその裏でミナは栄養吸収を妨げる特製オイルを息子に飲ませていてー
何かに取り憑かれたように変わっていくミナには恐怖を覚えてしまうほどで。
出会いから妊娠発覚、結婚式、笑顔が愛らしいアルバ・ロルヴァケルの陽→陰の表情の変化に感心しちゃう。
ジュードも、ジュードの母も、
勿論ミナも子供を想う気持ちは同じだけど、
その価値観が違うだけでこんな悲劇が生まれてしまう恐ろしさ。
妊娠と出産で何がそこまで彼女を追い詰めて変えてしまったのか、心を病んだと決め付けてかかればよかったのか、何をどうするのが正解だったのか、今となっては考えることも虚しくなるのが悲しい…(ﾉД`)
冒頭のトイレシーン。
その強烈な匂いが、臭さが画面を越えて漂ってきそうでたまらない！
お陰でこの映画以降、私の中でアダム・ドライバーは酷い下痢野郎なイメージwww
