メリル・ストリープがロックを歌う女性!
ライブのシーンは思ってたよりしっかり使われてて、ちゃんと音楽面でも力入れてたんだな〜と。
女性が夢を追うことは悪いことなのか?それってどうなん?というのも感じた。
かつて夫や子どもたちを捨て、ロック歌手になる夢を追いかけたリッキー(メリル・ストリープ)。54歳になった現在は、落ち目になったバンドを率いて小さなライブハウスで歌う日々を送っていた。
そんなある日、元夫ピート(ケヴィン・クライン)から電話が入り、娘ジュリー(メイミー・ガマー)が離婚して落ち込んでいることを知らされる。
20年ぶりに家族のもとを訪れたリッキーは、傷ついた娘を励まそうと奮闘するが……。
ストーリーが想像できるヒューマンドラマといえばそうなんだけど。
ただ、リッキーが、ミック・ジャガーは家族を顧みなくても許される。でも、女性だと、少しでも子どもの面倒をみないと全否定される、みたいに話してるのは、うーむってなった。
仕事で参観日に行けなかっただけでダメ親て烙印されるみたいな。
女性は男性のように夢を追いかけてはいけないのか??
メリル・ストリープが言うとなんか説得力が。
ほんまやね〜。
今は夢を叶える人も多いと思うけど、男性よりはまだハードルあるやろしな。
バンドでの演奏シーン良かった。
ギタリストでリッキーの恋人役はグラミー賞歌手リック・スプリングフィールドという。
メリル・ストリープも、完璧ではなかったけど、違和感を感じるほどではなかったので良かった。
ライブハウスでお客さんたちが楽しそうに聴いて自由に踊ってるのをみると、ライブハウスのあるべき姿やなぁと。
演奏シーンが多いのは人によってはいらないかも笑。
でも、カバーが多いので、色んな名曲が聴けて良かった笑。
リッキーの娘役に、メリル・ストリープの実の娘が。
最初は自暴自棄でボロボロでカリカリしてたけど、段々元気になっていくのよかった。
長男役にセバスチャン・スタン!
めちゃ甘く優しい微笑み…!色男!
最後のダンスシーン良かったなぁ。
リッキーが出て行ったあと、ピートと再婚した妻のセリフもううむと。
実際育てたのはこの後妻で。
黒人の人なんやけど、白人の保護者会?に出た話とかを言うてて、うううむ、と。
彼女も沢山苦労して、愛情もって育てたんやなぁと。
リッキーだけの視点でみてはいけないね。
最後は、みんな分かり合えて、尊重し合える関係になったのがよかった!
それを結婚式でのライブシーンで表現したのがいい。
音楽てやっぱいいな。