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『大佛開眼』に投稿された感想・評価

何故か久々に見たくなった、衣笠貞之助のカンヌ初出品作。

日本映画らしい台詞量の多さは気になったけれど、ロングショットを頻発する端正なカメラワークや奈良時代らしい雅な美術と衣装には他では見られない魅力があった。

そして大仏建立作業の様子も丹念にかつ大胆に描写されていて、中盤の大仏の手が崩れる場面やクライマックスはまさに圧巻だった。

若干長尺には感じられたけれど、映像表現としては同じ年にカンヌに出品された映画の中でも随一の良さだったかと思えた。(タチやブニュエルにも並ぶ勢い)

でも百姓の生まれであろうヒロインに京マチ子はさすがに顔が整い過ぎていたように思う。
衣笠貞之助監督が初めてカンヌに出品した映画。本作は何も入賞できなかったが、翌年の「地獄門」(1954)でパルムドールに輝く。

奈良大仏建立をめぐって賛成派と反対派が対立する中、若き天才彫刻師(長谷川一夫)が抜擢される。反対派の妨害や情熱的な恋人(京マチ子)とのドラマを織り込みながら完成までを描く。。。

2023年元旦の一本目。何かを作り上げる映画が観たくてチョイス。シナリオが大作映画にありがちな大味になってしまい焦点がぼやけた印象。個人的には大仏建立そのものの苦労をもっと観たかった。奈良大仏の前に、紫香楽(しがらき、現在の滋賀県甲賀市)に大仏を作り始めて頓挫した史実は知らなかった。

衣笠監督は決して上出来とは言えない本作を経て、翌年にパルムドールを勝ち取った。トライしなければ何も始まらないのだ。

※「淀川長治の映画ベスト1000」に、本作は掲載されているが「地獄門」は掲載されていない。

※本作が出品された第6回カンヌ映画祭は「恐怖の報酬」(1952)がパルムドール受賞。他には「エル」(1952)「ぼくの伯父さんの休暇」(1953)などが出品されていた。
大映で羅生門と地獄門の間に作られた歴史大作、タイトルにあるように奈良の大仏が作られるまでのお話
監督は衣笠貞之助、主演は長谷川一夫&京マチ子
【あらすじ】
時は天平(奈良時代)、各地で反乱や飢饉などが相次ぎ世は乱れていた
そこで帝は国の安定を願いかねてから計画されていた大仏造営の詔を下した
その現場責任者には紫香楽宮で大仏造営に失敗した仏師国中公麻呂(小沢栄)に再びチャンスが与えられた
国の威信をかけた大事業、当時の技術では大変困難なこともあり悩む公麻呂だが、そんな時才能ある若き職人(長谷川一夫)をスカウトし作業は順調に進むかと思われたのだが、、、

長谷川一夫には恋人(京マチ子)がいて忙しくてなかなか会えなくなったり、仕事が成功すれば偉くなって身分が違って結ばれなくなるとかの不安がだんだん募って思い詰めた挙句妨害工作へ加担することに(長谷川一夫の仕事に嫉妬&京マチ子に横恋慕する同僚植村謙二郎により)
大仏造営の仕事が上手くいけば面白くない貴族たちもいて(権力争い)長谷川一夫に別の仕事を無理矢理させたり、京マチ子らの妨害工作をさり気なく手助けしたり
そういった困難すらも乗り越えて大仏造営は続けられる、、、
【感想】
羅生門から源氏物語、雨月物語、地獄門と大映で大作が並んでいた頃の映画
この全てに京マチ子が出演、まさにグランプリ女優だった頃の映画でもあります

今作の京マチ子は踊りのシーンも多い野生的な役
長谷川一夫と恋に落ちラブラブだったのも束の間、放置プレイされて寂しくなったり嫉妬したり、それが次第に憎しみしもなったり、そんな感情の激しい役を演じています
よくある仕事と私どっちが大事なの!?ってやつ
何しろ大仏が完成するまで史実では7年ってんだからねー(劇中では3年)、待ってたらおばさんになっちゃいますよねー

なんか京マチ子についての感想になってるけど、それぐらいしか語ることもない映画だったりもする
大作風だしそれなりに熱意みたいなのも感じるんだけどストーリーがつまらない
クライマックスの大佛完成のお披露目に期待してたけど特に何もなく、、、

せめて数々の妨害、恋の障壁を乗り越えてのハッピーエンドなら良かったかなぁ
余韻を残したかったんだろうけど、長谷川一夫は全身火傷で死亡、京マチ子は悲しみに暮れて気が狂って大佛の手から転落死、っていうなんか気持ちがよくないラストになっちゃったと思う