このレビューはネタバレを含みます
バカアクション浴びたくて劇場以来久々の鑑賞。したら思いの外刺さりましてね。
まだ何者でもないエグジーがチンピラから車の鍵をくすねて街を暴走→中指おっ勃てながらポリから逃げるカーチェイスがワイの琴線にベタベタ触れる。
強者に屈しないタフな精神と🦊を殺せない優しさを併せもつ愛すべき若者である事がわかるし、類稀なるドラテクは後のチョーズンワンたる資質の発露。これを僅か3分くらいに収めてる。
所謂チャヴであるエグジーが養成学校にてキングスマンへと至るプロセスは「少林寺三十六房」みたいでアガるし、マナーが真っ当な人間を育むんやで、という弩級の金言はマジで刺さる。
ハッキリと荒唐無稽バカスパイアクションの路線なので、最初観た時はあまりに無邪気に露悪かましてて正直うーんって感じたんだけど、フリーバード殺戮には脳汁ドピュッたしラスト威風堂々なアレには喝采浴びせてもた。いや馬鹿が過ぎるとは思うけど。
差別主義者や支配階層にはコレくらいの仕置きが必要やろ!っていう自分の魂の荒みもあるけども、そう思ってしまうくらいには嫌な世の中になってきてるしね。いや昔からそうだったんだろうけど。
原作コミックも読んだけど映画よりソフトというか正直薄味。原作もマシューボーンが監修してるみたいだけども。
備忘録
棚見たらBlu-rayあるやんけ...
劇場以来だと思ってたけども。