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キングスマンのoden8のレビュー・感想・評価

キングスマン(2015年製作の映画)
4.0
"マナーが作るんだ。人間を。"
by ハリー·ハート

スパイ映画の新機軸。
初期の007シリーズへのオマージュを感じさせながらも。バイオレンス度が桁外れなのよ。
そのバイオレンス度の臭みを誤魔化す、演出のスパイスが今風で最高だよね。

個人的にゃ、ジェイソン・ボーンシリーズの様なシリアス系クールアクションのスパイものが好みなんやけど。
こういうテンションぶち上げ系のアドレナリンどばどばスパイものもいいよねぇ。

なんつったって、コリン·ファース氏演じるハリー·ハートがまぁ〜めっちゃくそ渋いんだもん。見た目の紳士感とキレっキレで暴れ回るアクションのギャップが最高やんね。
そして、往年の"007"に出てきた様な…キャラ濃い濃いの敵役よ。それに、サミュエルにぃさんなんだもん。こんなん面白くないわけがないじゃないのよん。サミュエルにぃさんの奇抜なファッションがクール過ぎるんやけど〜ん。
相棒のガゼルねぇさんのビジュアルもヤバいよね。
マーク·ストロング氏が演じてはったマーリンのポジションも、スパイ映画では重要だよね。クールさと茶目っ気のバランスが絶妙で、めっちゃ憧れてまうわん。

テンションぶち上げ系の敵キャラは、やっぱり狂いきった思想が堪らんのよね。イカれてれば、イカれてる程にオモロイやん。

脳ミソ花火フェスティバルと教会バトルロワイヤルがヤバ過ぎなっ。センスがぶっ飛び過ぎだわん。

マナーとは相手を重んじる心
品格は生まれではなく
どう生きるかで決まる
世界を救うのはマナーと品格

Cast(役者·キャラ) 4.5
Story(物語) 4
Architecture(構成) 3.5
Picture(画) 4.5
Acoustic (音) 3.5
24-64
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