この映画のポスターかチラシかなんか見た時に『ウォンテッド』の監督が撮ったみたいな事が書いてあったので、てっきり『ナイトウォッチ』のベクマンベトフ監督作品かと思ったらそうじゃないっていうね。
よくある監督詐欺です。
しかも邦題なのか原題直訳なのかわかりませんが、他にタイトルなかったんかいな系の映画です。
でもまぁ実はなかなか面白い作品で、前半は若干タルいんですが、後半から微妙に加速します。
『オーガストウォーズ』の加速がニトロだとすると軽四ターボバリです。
主人公が手に入れたポンコツが実は！という展開は、トランスフォーマー型のたまにある話ですが、ロシア風の「なんだかよく判らないけどなんとなく面白く感じちゃう」味付けがしてあります。
出てくるロシアの俳優さん誰っひとり知らないけれど、皆さんなかなかいい味出してたり。
しかも主人公の好きになる女の子が超絶美人で、ちょっと主人公の気持ちがわかります。
それも踏まえてロシアでもやはり勧善懲悪ものは人気なんだなと感じました。
ちなみにチラシには『プロメテウス』のスタッフも集結！なんてのも書いてありましたが、当然「プ」の字もカスってないほどあんま関係ない詐欺です。
