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ブライアン・ウィルソン ソングライター PART2 孤独な男の話をしようの3104のレビュー・感想・評価

3.5
前作に続いて、今回は「Smile」プロジェクト失敗から苦闘の60年代後半~70年代前半、「Brian is Back」のキャンペーン~「Love You」、そしてその後のバンドにほとんど参加していない時期(80年代前半まで)が描かれる。
紆余曲折、暗中模索、試行錯誤の繰り返しであるこの時期は個人的にはPart.1よりも見どころも興味もあるのだが、前作の特徴であった「ブライアンの書いたヒット曲の解析」がほとんどなかったのが残念な部分・・ヒット曲自体がなかった時期なので致し方なしか。あとは固有名詞が日本語字幕に乗り切っていない箇所がいくつもあり、細かい事ではあるがこれもまた残念。
とはいえ過不足なく丁寧な描写はビーチ・ボーイズ、ひいてはブライアンにそれほど詳しくない人にもわかりやすく届いたのではないだろうか(願望込み)。
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