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沈黙の艦隊のkumadaのレビュー・感想・評価

沈黙の艦隊(1995年製作の映画)
3.5
 この作品、初めて見ました。この映画が公開されたのが1995年で、ちょうど自民党と社会党が連立を組んだ村山政権が生まれた頃です。村山首相は日米同盟を堅持すると明言し、社会党衰退の引き金を引いたのでありました(笑)。

 冒頭の展開がわかりにくい。彼ら米国人なのね。日本語しゃべるし、同じような顔貌なので混乱しました。
 
 当時と世界情勢は大きく変わりました。米軍に頼らない軍事力を持つべきというこの作品の主張は理想論(きれいごと)であり、現実的ではありません。日米同盟破棄に向かうこの映画の展開は時代遅れになっているなと感じました。反米は百害あって一利なし。中国、北朝鮮、ロシアが脅威となっている現代です。日米同盟堅持こそが日本の進む道でしょう。と私は思う。
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