例によってU-NEXTさんが「あなたにオススメ」と言ってくれたので鑑賞。
観終えた後の感想を一言で表すと「なにこれ!?名人と呼ばれる噺家による極上の人情噺じゃん!」と唸ってしまった。
それもそのはず…原作は別役実氏が「国民的作家」と称した井上ひさし、監督は『さらば映画の友よ インディアンサマー』や『ラスト サムライ』、『日本のいちばん長い日』、最近では『BAD LANDS バッド・ランズ』など話題作を連発しアカデミーの常連である原田眞人。どーりで!!
舞台は江戸時代後半の鎌倉にある東慶寺。
《あらすじ》
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天保11年、幕府公認の縁切寺である東慶寺には離縁を求める女たちが連日駆込んでいた。そんな女たちの身柄を預かり、彼女たちの訴えを聞き取り調査するのが御用宿・柏屋。そこに医者ながら戯作者を夢見る信次郎は居候し、女たちの様々な別れ話に耳を傾ける。
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いつの時代にもクズ男はいるものですな。。。自分も人のこと言えませんが…(汗)
タイトルの響きと大泉洋さんが主役ということで、てっきりコミカルな映画と思っていたので冒頭の感想になったわけだ。
その大泉洋さんも良かったが個人的になんといってもじょごを演じた戸田恵梨香さんが最高に可愛かった!彼女の出演作はかなり観ているがこの作品がNo.1じゃなかろうか。
脇を固めるのも樹木希林、堤真一、満島ひかり、内田理名、武田真治、山崎努などなど名優ばかりの演技も見どころ。
そんな名優中の名優である山崎努が演じたのが曲亭馬琴!つい先日『八犬伝』を観たばかりなので感慨深かった。