ある日、ぼくらはひとつの財布を拾った。
ゴミ山でゴミ拾いをして生活する貧しい
少年三人、ある日ゴミの中から財布を見
つけて拾う。
その財布にはとんでもない大きな秘密が
隠されていた。
警察も目の色変えて探す財布にはいったい
どんな秘密が隠されているのか？
少年三人の正義と真実に立ち向かっていく
姿は実に立派で凛とした姿があった。
男子の友情の熱さに胸が熱くなる思いがした。
ヒューマンドラマでもあるけど、サスペンス色
も結構あり二つの楽しみを味わえた感じ。
観終わって判明したことは、少年たち三人は
オーディションで選ばれた無名の子たちだって
こと。感情表現を豊かに演じている彼らが
とても良かった。
無名の彼らだからこそ、どんな色にもまだ染ま
っていない自然さは、作りものじゃない感動が
湧き上がってくる。
ラストはちょっと盛り上げ過ぎて、フィクション
性を強く感じてしまったのが残念だったかな。
大人になってないからこそ心に濁りもない彼ら
に清々しい純粋さと懐かしさを感じました。
